つくば国際大学 トピックス

令和元年度卒業生に送るメッセージ

令和元年度卒業生に送るメッセージ

 紫峰の山並みに白梅の香り満ちあふれ、早春の気みなぎる今日この頃、つくば国際大学 令和元年度卒業生を送り出すことは、私ども教職員一同にとりまして 無上の喜びとするところです。
 つくば国際大学における所定の課程を修了し、学士の称号を授与されました医療保健学部 理学療法学科 55名、看護学科 52名、保健栄養学科 25名、診療放射線学科 72名、臨床検査学科 50名、医療技術学科 20名の皆さんに心からお祝いを申し上げます。

 わが国は本格的な少子高齢化社会を迎えて、ストレスの増加や生活様式の変化により、生活習慣病をはじめとする多様な心身の疾患や健康障害が増加しており、現在、最も緊急に育成が求められている人材のひとつが、保健、医療分野の専門職です。
 皆さんはこの専門分野での活躍をめざして、各学科に入学してこられ、幅広い教養と高い倫理観、専門的知識と問題解決能力とコミュニケーション能力を修得されました。
 この栄誉を誇りに思うと同時に、今あるのは、御両親、御家族の暖かい支援、協力と、先生方の熱心な指導の賜物であることに感謝を忘れてはなりません。

 これから新たな第一歩を踏み出されますが、それぞれ立場環境は異なっても、霞ヶ浦学園の建学の理念である「白梅の精神」を、常に心の支えとし、如何なる困難にも挫けることなく強い意志と精神力をもって大成を期して頂きたいという思いです。

 この白梅も、大地にしっかりと根がはってこそ、気高く花開き、立派な実を結ぶことが出来る「花実両全」の姿を理想とし、明るく気品に満ちた人間性と、「初志貫徹」最後までやり通す実践力を、培って頂きたいと思います。
 皆さんが明日の日本を担う社会の一員としての自覚と自信を確かなものとして頂き、グローバルな視点をもって世の中の状況を大局的に把握し、その動きを冷静に見極める努力を続けてほしいということです。

 これからの時代の流れを作って行くのは、あなた方一人一人なのです。高齢化が進む日本において、保健・医療に対するニーズが多様化し、それぞれの分野の専門職間の連携、つまりチーム医療に貢献できる人材として活躍してほしいと思います。

 医療分野に従事することは、広く社会に貢献することとなり、皆さんの存在意義は、人々の健康と安心、心の豊かさの実現にも繋がって行きます。現在、世界的に心配なことである「新型コロナウイルス感染症」ですが複数地域で感染者が散発的に発生しており、早期に終息させるためには、徹底した対策を講じていかなければなりません。感染拡大防止の観点から、会場の状況等を踏まえ、誠に残念ですが、本学の式典も中止とさせていただきました。

 長い人生には、ときとして 挫折感を味わうこともあると思います。そのようなときこそ、「挑戦する勇気」と「困難を克服する忍耐」をもって乗り越えて、そして水の流れの如く、柔軟にして強靭な生き方が出来る人であってほしいと心から願っています。

 私どもが微力ながらも大学教育の振興に専念し、つくば国際大学 令和元年度卒業生を送り出して、その尊い使命の一端を果すことができたことに深く感謝の意を表しまして送ることばと致します。

令和2年3月19日
つくば国際大学
学長 髙塚千史

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