塙先生(看護学科)の研究活動が茨城新聞に掲載されました

 グリーフケア(悲嘆のケア)を研究する塙恵子先生(看護学科・助教)の活動が茨城新聞に掲載されました。
 9月の朝日新聞に続いての掲載です。

 塙先生が主宰する「sanaの会」は、子どもを亡くした父母の会で、悲しみを分かち合い、心を癒す場を提供するためにはじめたもので、子どもを亡くした親向けの専門のグループ活動は茨城県でも珍しい取り組みです。

 長年勤めた病院での経験がきっかけでsanaの会の設立を決め、多くの人に理解が広がるよう活動を行っています。

「sanaの会」では2020年12月6日(日)に
水戸市内原市民センターで
【第2回】当事者交流の会を開催いたします。
詳しくは「sanaの会」ホームページを
ご覧ください。

sanaの会について

 現在 茨城県は、子どもを亡くしたご両親へ、「親の会など」によるセルフ・ヘルス・ケア(S・H・C)を行う団体が、明確に確認できてない、あるいは活動されているとしても、探し当てることに難渋する状況にあります。

 長年、子どもの専門病院に勤務し、様々なお子様を亡くされたご両親と接する中で、お子様が病院を退院した後も、ご両親の心の痛みや悲しみは継続し、時に心身の不調を起こす方の多さを実感しています。実は、お子様が病院に入院しているときよりも、むしろ退院された後の方が悲しみは強くなり、心のケアが必要になることが報告されています。

 会の名称「sana」はラテン語で「癒す」を意味します。この会は、同じようにお子様を亡くされた方々と悲しみを分かち合うことで、子どもを亡くした悲しみは自分一人ではないことを共有し、悲しみを癒し、心を癒す場を提供することを目的としております。

sanaの会ホームページより引用
名称 子どもを亡くした親の会「sanaの会」
URL https://sana-grief.jimdofree.com/
主宰 塙恵子(看護学科・助教)
【研究テーマ】子供を亡くした遺族へのグリーフケア
つくば国際大学 ~Tiu-Style~