臨地実習に向けて外部講師による特別講義で学びを深める(保健栄養学科)

 保健栄養学科では、臨地実習の事前学習として実際の各分野で活躍している管理栄養士の方々をお招きし、講義を行っております。 講義では、管理栄養士の役割や近年における医療・保健・福祉に関する課題への取り組み方について、実践事例を交えてご講演いただいています。

 今年度は㈱グリーンハウスの大藤路子先生をお招きして、事業所給食における管理栄養士の役割について、献立管理の基本から、「健康経営」への取り組み、スマートミール「健康な食事・食環境」認証制度の取得(認証基準:厚生労働省)、食事健康管理アプリの導入など、事業所給食における専門分野の最前線について、分かりやすく紹介していただきました。

 また、臨地実習生を受け入れる立場から、職場生活の一員として実習生に求められるマナーや学ぶ姿勢などについてもご指導いただきました。

 実習生は講義後も献立へのアドバイスを求めるなど積極的に理解を深めていました。

(指導教員 柴﨑みゆき)

保健栄養学科 臨地実習に向けて外部講師による特別講義で学びを深める-1-
給食経営管理実習棟での講義の様子
保健栄養学科 臨地実習に向けて外部講師による特別講義で学びを深める-2-
講義後、献立に関する質疑応答
保健栄養学科 臨地実習に向けて外部講師による特別講義で学びを深める-3-
臨地実習に向けた個別相談の様子

 実習生にとって管理栄養士としての役割や学習目標、大学卒業後のキャリアプランを考える貴重な機会となりました。

 ※「健康経営」(経済産業省)とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。「国民の健康寿命の延伸」に関する取り組みの一つです。

つくば国際大学 ~Tiu-Style~