「日本医療検査科学会第54回大会」で臨床検査学科の学生が優秀演題賞を受賞しました
受賞した豊島さん(臨床検査学科4年)
10月に行われました「日本医療検査科学会第54回大会」で臨床検査学科4年の豊島さんが優秀演題賞( JACLaS Award 2022)を受賞しました。
演題名は「尿試験紙の測定操作および判定に関するリスク解析」です。
おめでとうございます!
演 題 名 |
「尿試験紙の測定操作および判定に関するリスク解析」 日本医療検査科学会第54回大会 優秀演題賞 (JACLaS Award 2022) |
研 究 者 |
豊島 寛大(臨床検査学科4年)※発表者 逸見 孝(臨床検査学科4年)※共同研究者 稲田 政則(臨床検査学科 教員)※指導教員 |
概 要 |
尿試験紙法は簡便な方法でありながら操作には細かな注意が求められている。一方、操作で生じ得る誤差の要因とその大きさ、判定における検査術者間のゆらぎの大きさは明らかではなかった。本研究では各種操作にまつわる誤差を統計モデルで捉え、判定者間で生じる個人差の実態を明らかにした。 |
今回、JACLaS Award Ⅰを受賞することができ、本当にうれしく感じています。3月から卒業研究に尽力し、学術的に評価いただける研究として完成させることができました。この研究は一人では到底完成させることができませんでした。研究に協力してくださった皆様に感謝申し上げます。
そして、共同研究者の逸見君、ご指導くださった稲田先生、本当に助かりました。ありがとうございました。
臨床検査学科4年 豊島 寛大
指導教員から
研究はテーマで50点、成果で50点と言われます。卒業研究では教員が用意したテーマに取り組むケースが多い中、豊島君は1年次に感じた素朴な疑問をテーマに、実験と調査を繰り返し、見事に成果としてまとめました。その努力が受賞につながったとすれば100点満点どころか120点と言えるでしょう。研究を手伝えたことをうれしく思います。
臨床検査学科 稲田 政則 准教授
豊島さん(写真中央)※発表者
逸見さん(写真左)※共同研究者
稲田先生(写真右)※指導教員
逸見さん(写真左)※共同研究者
稲田先生(写真右)※指導教員