8月に実施されました「毒物劇物取扱者試験(国家資格)」に臨床検査学科の長谷部さんが合格しました。
各都道府県で試験を実施しているこの資格は、対象となる毒物劇物により区分が分けられており(一般、農業用品目、特定品目)、今回は長谷部さんの出身地である福島県で受験し、「一般」区分で見事合格しました。
また、長谷部さんは昨年度「第2種ME技術実力検定試験」に合格(記事へリンク)するなど、資格取得に積極的で、幅広い知識を持った臨床検査技師を目指しています。
合格おめでとうございます!
福島県では、毎年、毒物及び劇物取締法(昭和25年法律第303号)に基づく毒物劇物取扱者試験を実施しています。毒物劇物の製造所や店舗販売、シアン化合物を使用して電気メッキや金属熱処理を行う事業場、砒素化合物を使ってしろあり防除を行う事業場等では「毒物劇物取扱責任者」を設置しなければなりません。毒物劇物取扱責任者になろうとする人が毒物及び劇物取締法第8条第1項1号、2号に規定する者(薬剤師等)でない場合には、この試験に合格する必要があります。(毒物及び劇物取締法第8条第1項第3号に該当)
※福島県ホームページより引用
試験
種別出願
者受験
者合格
者合格
率一般 344名 326名 104名 31.9% ※福島県ホームページより引用
臨床検査の知識を広めるべく、毒物劇物取扱者試験を受験しました。
先生方に合格に向けてのアドバイスをもらい、購入したテキストで一通りの知識を勉強し、その後、過去問題を6~7年分繰り返し勉強しました。その結果、合格発表で自分の受験番号を見つけた時はとてもうれしかったです。
最後に在学生の皆さんへ。臨床検査技師の国家試験には毒物劇物に関する問題が出題されることもあるので、ぜひ、この資格の取得を考えてみてください。