つくば国際大学 学生レポート ~障害者防災マニュアルができるまで~

8月31日 ~ 9月5日 障害の種類別に聞き取り調査を行いました



◆◆5月・6月の活動◆◆
つくば国際大学「障害者防災マニュアル」
【マニュアル作成スタート】

 いよいよ「障害者防災マニュアル」の作成が始まります。まずは、先生方の研究チームが発足し、初めての3者合同会議が行われました。
また、マニュアル作成メンバーへの参加を呼びかけるポスターを作成し、学生を募ります。

◆◆7月・8月の活動◆◆
つくば国際大学「障害者防災マニュアル」
【テスト勉強&
マニュアル分析作業】

 いよいよメンバー募集も始まり、何人集まるかドキドキでしたが、同じ意思を持つ学生たちが多く名乗りを上げてくれました。これで具合的な作業が始められます!
 まずは、全国で作成されている障害者防災マニュアルの情報を集め、内容やボリューム、デザイン等をチェックし、私たちなりに分析します。
 また、7月は大学のテストがありましたので、私たちは「テストに集中しよう!」と約束し、具体的には8月から開始しようと決めました。

◆◆9月・10月の活動◆◆
つくば国際大学「障害者防災マニュアル」
【聞き取り調査の開始】

 聞き取り調査は、先生と私たち学生との集団面接の形をとり、7日間行いました。
 たくさんの方の意見を聞くことができ、マニュアル作成に向けて、とても充実した内容でした。障害の種別に分かれた聞き取りでしたが、結果的に種別よって私たちの知識の差が浮き彫りとなる事が分かりました。
 とても良い経験になった反面、作成の難しさを感じた調査になりました。

◆◆11月・12月の活動◆◆
つくば国際大学「障害者防災マニュアル」
【マニュアルに対する意見
 募集&表紙の完成!】

 聞き取り調査で得た内容や、作成メンバーでの検討を行い、素案が完成しました。
 次は、その素案に対する意見を、つくば国際大学の学生から広く意見を求めます。結果、多くの在学生から意見をいただくことができ、素案には多くの書き込みで一杯です。
 そして、重要な要素である表紙ですが、秀逸なアイデアが生まれました!

◆◆ 1月・2月の活動◆◆
つくば国際大学「障害者防災マニュアル」
【マニュアル完成に向けて・・・】

 マニュアル素案の改訂作業も順調に進み、完成へのゴールが見えてきました。
 たくさんの意見をまとめるのはとても苦労しましたが、そのおかげで納得のできるマニュアルができるのだと、メンバー全員が感じています。

◆◆ 3月・4月の活動◆◆
つくば国際大学「障害者防災マニュアル」
【マニュアル完成!!
&常陽リビングで
マニュアルが紹介される!】

 「障害者防災マニュアル」が無事に完成!!
 そして、市内の障害者手帳をお持ちの方に発想されました。私たちが作成したマニュアルが、みなさんのお役に立てるのであれば、とても嬉しいです!
 マニュアル作成メンバーとしての活動は約1年間でしたが、大学生活の中で、思い出深いものとなりました。
 しかし、これで終わりではありません!今後の希望や具体的なビジョンもメンバーの中で生まれてきているようです。
 調査は、障害の種類別に、障害福祉計画ヒアリングの後に実施されました。先生と私たち学生で集団面接の形をとり、7日間かけて行いました。



 調査では、まず先生からこれまでの研究概要や災害状況について話があったのち、災害時に不安なことや心配なことを細かく質問していきました。また、障害別ベスト版を見ていただき、間違っている箇所や現実的でない記述や不足している点について指摘していただきました。



 以下は、調査前の打ち合わせの写真です。




8月31日 ~ 9月5日 障害の種類別に聞き取り調査を行いました
視覚に障害のある方の調査の打ち合わせでしたので、
誘導方法の確認をしているところです。




8月31日 ~ 9月5日 障害の種類別に聞き取り調査を行いました
市役所で調査を行いました。
さあ、これから役所に入ります。




8月31日 ~ 9月5日 障害の種類別に聞き取り調査を行いました
大学に戻ってから、聞き取り内容を整理しました。




視覚に障害のある方への聞き取り調査参加者の感想


 たくさんの方の意見を聞くことができ、福祉を勉強している自分にとって、とてもよい経験になりました。今回は避難するまでの事についてのマニュアル作りのための調査でしたが、視覚に障害のある方は避難をしてからの生活を不安に感じているようでしたので、少しでも早く完璧なマニュアルを作る必要があると思いました。また、もう少し時間があればもっと深くお話をうかがえたのにと思いました。


 最初はどんな感じで調査が行われるのかと少し緊張していたのですが、視覚に障害のある方々のリラックスしたというか和やかな雰囲気で、私もいつの間にか緊張がなくなり楽しく聞き取りができました。


 今回は集団面接という形でしたが、みんなの前では十分に意見を言えない方もいらっしゃるでしょうから、一人一人で意見を聞くことができればと思いました。


 今まで考えてなかった意見がたくさんあり、とてもいい経験をしました。実際にベスト版を自分たちだけで作った時にはいいマニュアルが作れたと思いましたが、そのマニュアルを実行する障害のある方はもっと様々な不安や考えを持っていることがわかりました。避難所までの道のりの不安、避難所の不安など、考えもしなかった意見が次々に出されました。




聴覚に障害のある方への聞き取り調査参加者の感想



 障害のある方抜きの話し合いでは本当のニーズを反映することは難しいことを実感しました。自分たちの話し合いでは出なかったような意見を聞くことができました。この活動をきっかけに防災の必要性をみなが考えていければいいと思いました。


 実際に聴覚に障害のある方と接するのは初めてで、ただただ話を聞き取りメモをすることしかできなかった。また機会があれば参加したい。




知的に障害のある方の保護者への
聞き取り調査参加者の感想



 聞き取り調査に参加させていただきありがとうございました。今回参加して生の声をきくことはとても貴重なことなのだと実感しました。自分では考えつかないような意見を多く聞くことができ、とても勉強になりました。


 最初は、「どんな方がいらっしゃるのだろう」「自分はちゃんとできるのだろうか」と不安、そしてお会いすると極度に緊張が高まりましたが、始まると、穏やかに進み、「こうした方がいい」という意見を積極的に出していただけました。事前に考えていたものとは異なるものも多く大変に勉強になりました。一人一人、年齢や障害の状況が異なるので、広く対応できるマニュアルが作れればいいなと思った。




肢体不自由のある方本人への
聞き取り調査参加者の感想



 今回、ベスト版の作成で満足していた部分がありました。マニュアルは様々な場合を想定して作らなければならないと言いながらも、作成過程で対象者の聞き取りがおろそかになっていたことを改めて感じました。


 阪神淡路大震災を経験した方がいて、その話を聞けたことはとてもよかったです。
他の自治体よりも優れた防災マニュアルを作るのはとても難しいことなんだと感じました。




身体に障害のある方の保護者への
聞き取り調査参加者の感想



 障害のある子どもをもつ保護者の方の御苦労を少しではありますが感じることができました。また、災害が起きたときの対応なども、実際にうかがわなければわからないことが多くありました。とても良い経験をさせていただきました。




精神に障害のある方の家族の方への
聞き取り調査参加者の感想



 障害をもつ方やその家族の本音をうかがわせていただきとても参考になりました。いくら障害について勉強していても、注意点や改善点などの目の付けどころは、実際に障害と向き合っている御本人や家族にはおよばない点があると感じました。もう少し時間があればよかったです。討論形式にすればまたさらに新しい意見がでるのではないかと感じました。


 精神障害を知らないとマニュアルは作れないのではないかといわれましたが、それはそのとおりだと思いました。他の障害にくらべて精神障害については、私だけではなく、みんな知識が乏しい状態だと思いました。



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障害者防災マニュアル作成メンバー

 作成メンバー紹介

「障害者防災マニュアル作成メンバー」とは・・・
授業だけでは飽き足らない学生(2年生から4年生)が、先生の呼びかけに賛同し、集まったメンバーです。

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