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はるかぜインターナショナルへの道
Harukaze for Internationalization |
Chapter2−C
私立12カ年一貫教育校 |
訪問学校:ニューヨーク州
私立リバーデイルカントリースクール
中・高一貫校 ※付属小学校・幼稚園もある
特 徴 :エリート養成スクール
総生徒数:1200人
教員数 :約200人 |
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<保護者と学校> |
こちらの学校では、保護者との関係がとても密です。学校側は保護者に常に生徒の情報を発信します。例えばテストで生徒の成績がとても悪かったとき、担当の科目教師はその科目を落とした生徒1人ごとに手紙を保護者宛に送ります。
日本の場合、総合成績のみを送り、それを見た親は、「今回は数学が悪かったな」だとか、「もっと勉強しなさい」だとか言うのがよく見られる光景ですが、この学校の違うところは、その分保護者も子育てを勉強しているというところです。実際、保護者が自ら学校の行事(食事会や保護者会)に参加し、その都度子どもたちへの接し方を学んだり情報を聞いたりします。
保護者がただ漠然と、「宿題はやったの?」だとか、「もっと勉強しなさい!」と言うだけでは、子どもはやる気をそがれたり、大人は何もわかってくれないと思ったりするでしょう。実際、保護者も様々な事情から具体的に子どもの勉強を見てあげることは大変です。しかし、子どもへどう接したらいいかを学ぶことで、保護者、学校、子どものバランスが取れた良い関係が生まれ、結果的に子どもをさらに伸ばしていくことができます。子どもは塾や習い事を補修的に行ってもそれだけでは成長しません。学校と親の緊密な関係を築き、子どもをいろいろなところから見てあげることが、子ども自身の成長を促すいいカンフル剤となることでしょう。
アメリカの良いところの1つはこのように、仕事をしっかり定刻どおりに切り上げ、親が学校側と関われる機会に積極的に参加しようという子育ての感覚を持ち合わせていることが挙げられます。学校はかなり前もってスケジュールを知らせておくことで保護者はそれに予定を合わせ、緊密なスクラムを組む。子どもにとってこれほど頼もしい環境はありません。
一方日本では共働きの方も多いですし、定刻通りに帰れない保護者も大勢います。アメリカみたいなスタイルがいいからと、社会そのもののシステムを変えるというのは個人レベルでは少々厳しいことでしょうから、忙しい保護者の方には、十分に子どもを見る時間がとれない分、学校と連携を密にしていくことが、子どもを十分に見るためのバランスのとれた教育が生まれるでしょう。
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| 2010.2.10 |